【プロ野球】沖縄初のプロ球団の誕生!

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沖縄からNPBへ

沖縄初のプロ野球チームとなった「琉球ブルーオーシャンズ」。
将来はNPB参入が目標の同チームは、独立リーグには所属せずNPB出身者を含むスタッフと選手28人で構成される。

日本最南端からプロ野球界へ新しい風が吹き込む。

いざ、NPB参入へ!

2019年10月8日、前・千葉ロッテマリーンズのコーチの清水直行氏が「琉球ブルーオーシャンズ」の監督に就任することが発表された。12月17日には、沖縄・那覇市内のホテルで選手のお披露目会が行われた。

「将来的はNPB参入」、ゆるぎない目標を掲げ、清水監督やコーチ、選手が意気込みを語った。

11月20日、トライアウトの合格者19名を発表し、元NPB選手や元独立リーガーが集結した。
「新しいことをやり始めているチーム」と話すブルーオーシャンズ初代監督の清水氏は、「いかにプロ意識を持てるか、プロとは何か」ということを練習や試合を通じて学んでほしいと思いをはせた。

NPB参入に向け「このブルーオーシャンズが新しい風を吹き込んでいきたい」と強い決意を固め、2020年の初シーズンへと臨む。



元NPB選手たちの新たなスタート

今年も引退や戦力外、自由契約となった選手たちの公示があった。
巨人の球団史上最高の捕手と言われる阿部選手や癌から現役復帰を果たした広島の赤松選手など、記録にも記憶にも残る選手たちも数多く引退した。

その中に、ファンから「まだできるだろう」と惜しまれる選手や「野球を続けたい」と闘志を燃やす選手がいたのは言うまでもない。

そして、彼らの選んだ道の一つにこの「ブルーオーシャンズ」があった。

 

移籍後初の白星を挙げるも引退を決断

2019年4月11日、広島戦で5回2/3を2失点に抑え、ヤクルト移籍後初の勝利を挙げた寺原隼人氏。
同年9月17日、まさかの現役引退を表明した。

しかし、彼の野球人生は新たなスタートを切ったに過ぎなかった。
選手としてプレーこそしないが、ブルーオーシャンズの投手コーチに就任し新球団のブルペンを指導者として支える。

寺原氏は「野球に関われる仕事をいただき、感謝しています」と語っている。
横浜、オリックス、ヤクルトとキャンプを沖縄で過ごした経験から、沖縄に縁を感じている寺原氏は、「僕の使命はいい投手と育てること」と意気込んだ。

晴れやかな表情で語った寺原氏。
指導者として、新たな野球人生をスタートさせる。

 

球団選手第1号の「納得するまで野球を続けたい」

2018年にヤクルトから戦力外通告を受け退団した比屋根渉選手。
「納得するまで野球を続けたい」、そんな思いでヤクルト退団後も大和高田クラブという奈良県大和高田市を拠点に活動するクラブチームでプレーを続けた。

そして、2019年10月29日にブルーオーシャンズの球団選手第1号として入団が決定した。

球団のお披露目会の日には、比屋根選手がモデルとなり沖縄の広く青い海をイメージしたブルーのユニフォームをお披露目した。ユニフォームには波のデザインが施され、琉球らしさがあふれる仕様となっている。

プレイヤーとして自分のさらなる可能性に挑み続ける比屋根選手。
故郷・沖縄からの再出発は、秘められた潜在能力を開花させチームをNPB参入へと牽引し、戦力外通告を受けた悔しさを晴らすことはできるのか、今後に期待がかかる。

 

戦力外受けるもSNSから「まだまだやれる」の声を受け

2019年10月1日、中日より戦力外通告を受けた亀澤恭平選手。

SNS上で、ファンからは「亀ちゃんいなくなるのショック」というような投稿が多く見られ、退団が惜しまれた。
また、ヤクルトスワローズのマスコット「つば九郎」からも「まだまだやれるっしょ?」との投稿があり、「がんばれ~かめちゃん。いつでも、おうえんしてるよ~!!!!!」と声援が送られた。

戦力外通告後の取材では、「いろいろやりたいことがある」と夢を語っており、プレイヤーとしての姿は見れないものかと思っていたが、同年11月21日に選手兼内野守備コーチとしてブルーオーシャンズに入団することが発表された。

前日には、自身のTwitterで「次なる新しいステージに。。 楽しいことしか待っていない気がする.. Coming Soon…..」とつぶやいており、ブルーオーシャンズへの期待を示していた。

選手とコーチの兼任という形での再スタートになる亀澤選手だが、ファンや他球団マスコットからの声援に応え、「まだまだやれる」というのを体現していただきたい。

 

ベテランも負けてはいない!オランダからの逆襲

球団最年長の35歳として、ブルーオーシャンズを牽引していくこととなる元ソフトバンクの吉村裕基選手。
ブルーオーシャンズの小林社長、清水監督、寺原コーチ、井手コーチとは自身が横浜時代、共にプレーした元チームメイトで「これも縁なのかな」と感じ入団を決意したようだ。

「35歳のおっさんですけど…」と言っていたが、若い選手に自分のこれまでの経験や学んだ知識を伝えること、新たな挑戦をすることに胸を躍らせていた。

ソフトバンクを退団後、去年はオランダリーグにてプレーしていたが、また日本で戦う姿が見れることがこの上なく楽しみな方も多いのではないだろうか。

ベテランの逆襲から目が離せない。



これからのブルーオーシャンズの動向は?

今年より本格的に始動する琉球ブルーオーシャンズ。
今後の動きは選手獲得や試合日程はどうなるのか気になるところだ。

 

選手獲得は「投手が欲しい」

球団フロントによると、清水監督より「試合をやる上で、投手13名は欲しい」との要望を受けているようだ。

現在オファーしている投手に加え、キャンプなどでテストをして獲得していくことが基本路線となっていくようだ。
選手獲得は、まず投手の獲得が最優先とされ戦力を整えていくことが予想される。

今後の選手獲得については「清水監督から『試合をやる上で、投手13名は欲しい』という要望を受けている。現在オファーを出している投手や、キャンプなどでテストすることも考えている」と、球団フロント陣営が明かし、よりプロとして試合ができる戦力を整えていくつもりだ。

 

初陣は沖縄セルラースタジアム那覇 vs巨人三軍

NPB12球団より1週間早い1月25日、沖縄・東風平運動公園野球場でキャンプインをすると発表されている琉球ブルーオーシャンズ。

その初陣は、2020年2月29日。
場所は沖縄セルラースタジアム那覇で、対戦相手は巨人三軍とのこと。

独立リーグに属さないとしているブルーオーシャンズだが、NPBのファームや独立リーグ、台湾リーグのチームとの交流戦を積極的に実施する意向だ。

「プロ意識、プロとは何か?」を追求していく琉球ブルーオーシャンズ。
彼らが作り上げるプロ意識の先にあるものを見る日が待ち遠しい。

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